【研究職日記】プロジェクトが長引くと仕事が増えていく
自分が担当しているプロジェクトが長引いてしまい、最初に合意を取ったゴールが次から次へと改変されてしまい、(余計な)仕事がどんどん増加しています。
大抵JTCのプロジェクトは1年の上期、下期か、クオーターで分けることが多いです。(上期、下期とか言ってる時点でJTCに染まっていて怖いです。) また、JTCでは上期、下期、クオーターごとに仕事は変わります。そのため、例えば、上期で終わるはずだったプロジェクトが遅延すれば、新しく始まる仕事に加え、複数の仕事を抱えてしまい、仕事が増加します。
この記事では、プロジェクトの遅延が仕事量の増加にどのように影響するかに焦点を当て、考察します。
仕事が増える主要因
上司の方に聞いたところ、社会ではプロジェクトが計画よりも長引くと、仕事量が増加することはよくあるらしいです。プロジェクトが遅延することで仕事は増加します。その根本的な原因は
利害関係者 (研究職から見ると事業部の方)からの要求の変更や追加
でしょう。
プロジェクトが進行する中で、利害関係者 (研究職から見ると事業部の方)の要望や市場の変化により、あれもこれも、やっぱそうじゃないとか言い始め、最初に予定した内容よりも多くのことを要求されてしまいます。これらの変更が追加の作業を引き起こし、仕事が増加します。
なぜ、プロジェクトが遅延し要求が増えるのか?
プロジェクト遅延により、要求が増えることで、仕事は増加します。では、そもそも、なぜプロジェクトが遅延し要求が増えるのでしょうか?
これについて自分の考えを説明します:
人の入れ替わり
プロジェクトの途中で、顧客 (ここだと会社の事業部)側で人員の入れ替わりが大量に発生するため、プロジェクトは何度も振り出しに戻ります。そのため、新しい要求が次々に増えていき、仕事が増加します。
会社の事業部は時間がない
事業部は事業部の仕事があり、その合間を縫って、研究職とのプロジェクトに参加します。そのため、事業部側はマルチタスクになり、彼らの仕事はうまく進みません。
プロジェクト内容の理解不足
JTCのプロジェクトの多くは何かを解決したいからするのではなく、会社のお偉いさんが社外にいい顔したいがために始まります。
例えば、「困っていることがあり、そこで生成AIを使って解決する」ではなく、「生成AIが流行っている。だから、生成AIで何かしてみろ」という理由でプロジェクトを始め、我々がそのプロジェクトを無理やりやらされます。
そのため、お互い、プロジェクトの本来の目的やゴールが曖昧になり、プロジェクトの理解不足が起きるため、スムーズにプロジェクトが進まない傾向があります。