学会は発表しないと意味がない
企業の研究所では、人脈構築や業界の動向調査という名目で、カンファレンスや学会に社員を参加させることがよくあります。
しかし、私はこう思うのです。
「発表しないのに、人脈形成できるわけないじゃん!誰が、話を聞きに来ただけの人と議論するの?」
と....
社会人になって感じた学会参加の違和感
私が自社に入社し、一番感じた違和感は、学会やカンファレンスに発表せず、聴講のみで参加する方が非常に多いということです。確かに毎回、発表するのは大変です。
しかし、ここでいう発表しないとは、発表ネタがあったが、落選してしまったとか、仕事が忙しかったとかではありません。
発表ネタなんて考えてないし、下手すれば一度も発表したことがないのです。
カンファレンスなどに参加し、聞いてきた発表のレポートを作って、行けなった人に共有するだけ...
それだけしかしない人がかなり多いのです。たしかに、学会やカンファレンスに参加すること自体は重要な経験です。しかし、それだけでは自分自身や会社のために有益な経験とは言えません。むしろ、「一体何しに行ったの?」と感じることが多々あります。
特に、昨今では多くのカンファレンスが後日YouTubeなどで配信されるため、わざわざ現地に行って聴講する必要があるのか?と疑問に思ってしまうこともあります。
何か学会やカンファレンスにでるなら、発表しよう
私は学生時代と社会人生活を合わせるとそこそこ、学会発表を行ってきました。
自分が発表しないと、他の企業の方やほかの大学の方に話しかけてもらえません。当たり前です。
やはり、発表した後は、いろんな人に話しかけてもらえるし、議論も活発に行うことができます。
自分のアイデアに対して、他社からフィードバックをもらえる、それが学会です。学会で、発表して、揉まれていって成長することができるんです。
ただ聴講するだけでは、自分の存在を他者にアピールすることも、議論を深めることもできません。
社会人が学会に参加するメリットについて記事にしたのでご参考ください。
結論:学会やカンファレンスでは発表しよう
テイカーではだめなんです。
自分でアイデアを作り、それを発表できるように努力することが重要だと思います。
発表することで、自分自身の知識を深め、他者との議論を生み出し、自然に人脈が広がっていきます。
みなさんも、発表を目指しましょう!